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知覧 特攻機 2012.02.04
2011年9月に家族で鹿児島を巡った、その途中で立ち寄ったのが知覧特攻平和会館でした。
子供のころゼロ戦のマンガにあこがれ、プラモデルを何度も作った。
爆発シーンが格好良くて、テレビの『20世紀の記録』は欠かさずに見ていた。・・・なにも知らずに
沖縄に飛び立つ特攻機は開聞岳を眼下に『この国に平和と繁栄が甦ること』を念じながら
人類史上類を見ない『帰ることのない作戦』遂行のため爆弾を抱えて飛び立っていった。
暗号無線を解読していたアメリカは途中で待ち伏せて、
重い爆弾を抱いた特攻機を次々に撃墜、空戦の練習をしていたという。
やっとの思いで潜り抜け、艦船まで到達しても凄まじい弾幕でほとんどが海のもくずと消えていった。
まるで後ろに立つ冬枯れの桜の葉っぱのように。。。。
知覧特攻平和会館内に陳列してある家族に向けた遺書を見たとき、涙なしではいられなかった。